飲食店の魅力について その弐
飲食店の魅力について その弐
みなさん、こんばんハロー。
忙しさを理由にしたらダメなんですけど、ちょっと忙しいとほんとに後回しになってしまいますよね…いけません。がんばります。
はい!いきます!
では、第九回のテーマを発表します。じゃじゃん!
「飲食店の魅力って?なにそれ美味しいの?」です。
何回か前に書いた「飲食店の魅力」の続きを書いていこうと思います。
飲食店の魅力とは、『モノ』と『サービス』であるとお伝えしました、そして前回は『モノ』についていろいろとお話しましたよね。
今回はもう1つの大切な要素『サービス』についてです。
前回も書きましたが、価値には「本質的価値」と「付加価値」という「二つの価値」があります。
そういう観点からみると、飲食店のサービスの「本質的価値」とは一体なんなんでしょうか?
具体例を挙げてみましょう。
・家で料理するのが面倒なので外食したい。
・出先などで食事を済ますことができる。
・気の合う仲間とワイワイしたい。
・大切な人と大切な時間を過ごしたい。
などなどのニーズに応える空間を提供することだと言えると思います。
では全ての店が同じ内装、店員、接客、味、価格だとすれば、どういう店を選ぶでしょうか?
基本的には家から一番近い店、出先から一番近い店といったアクセスの良い店選びになるのではないでしょうか(そういうことにしてください)。
では、お客様は必ず家から一番近い店に行き、出先から一番近い店に行くのでしょうか?
当たり前ですがそんなことはありませんね。お客様はそれぞれその日のニーズに合った店を選びます。いろんなニーズに合った店があるから様々な飲食店があるのです。
では、お客様視点から見た店選びのポイントとはどういったものなのでしょう。
提供する場所、空間、雰囲気、接客。
これらの「サービス」に「付加価値」が付いているお店です。
ひとつ夏らしい具体例を挙げます。
夏真っ盛り!なのでビールが美味しい!ですよね。
でも、同じビール一杯、同じ銘柄、同じ大きさ。それでもお店によって価格に開きがあると感じるのは、誰しも体験したことがあることではないでしょうか?
たとえば海の家のビール。
だいたい700〜800円する印象です。
これってコンビニやスーパーなどで前もって買出ししておけば、缶ビール一本200円で飲めることも簡単に思いつくはずなのに、なぜみんなそれをしないのでしょうか?
ここに『サービスの付加価値』がある程度凝縮されているように思います。
海という非日常の開放的な空間がまず付加価値の1つになっています。
普段、日常のシガラミにまみれているみなさん(勝手にすみません)がこの日は何にも縛られずに開放的になりたい。
それを叶えてくれる空間が海の家なのです。
自宅で飲んでいるビールでは決して得られない開放感を味わえる、という『付加価値』があります。
では海に近いすぐ近くのコンビニ、スーパーに行けば缶ビールが安く買えるのになぜ買って行かないか。
ここにも付加価値が垣間見えますね。
常にキンキンのビールが飲みたい。
これはビールを飲む人なら当たり前ですね。しかし海で常にキンキンのビールが飲みたければ、クーラーボックスを用意し、そこに大量の氷と何本ものビールを入れて、自宅から海まで持って来なければなりません。
レジャーシートやテントなども用意しなければなりません。これがみんなわずらわしく面倒臭くてできないのです。
海なんていくらでも持ち込みオッケーなのに、近くのスーパー、コンビニで買えば安く済むけど、値段は3倍してもいいから手ぶらで気軽に海に行きたい、海の家という雰囲気の中、注文するから同じビールでも値段が高くても美味しく感じるのです。
これが海の家が生み出している「付加価値」なのです。
一気に付加価値のことをまとめたいですが、そうなると少々長くなりますので今日はこの辺で。
一回にたくさん書くから続かなくなるんですよね(←勝手な言い訳)。
次回(といっても数回後ですけど)は、残りの「接客」という部分での「サービスの付加価値」の魅力について、具体例を列挙しながら掘り下げていきたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。